今から準備しましょう。ヒートショック対策,予防法
高血圧を持っている方はは急激な温度変化が大変危険です。
今から準備をして、できることから習慣化していきましょう
- 入り方
- 1番風呂は控えましょう、(高齢者・特に高血圧の方)
- 浴室が暖まってから入る
- 「かけ湯」「半身浴」をうまく組み合わせて四肢末端から暖めるようにしましょう
- 浴室・浴槽の環境改善
- 湯気で浴室が温まる様に浴槽のふたを開けてから入りましょう、洗い場にマットやスノコを敷くことで、急激な体温の低下を防ぐ効果も有ります。
- シャワーで給湯すると浴室の温度を上昇させる。
- 浴槽のお湯の温度は熱すぎないように、41度以上で死亡者数が増加する報告も有るので、41度以下にしましょう
- トイレ・洗面・浴室に暖房設備を設置する
真冬のトイレは温度差が有り危険です。暖房器具の設置をお勧めします。
できれば・・・
- 生活空間全体を暖かくする
- 建て替えなら高断熱高気密住宅が理想
家全体を快適温度に保つ事がヒートショックの予防になります。
血圧は、1日で計るとかなりの動きが有ります
血圧は、自律神経の働きにより瞬間に変化し1日で計るとかなりの動きがあります。当たり前かもしれませんが、心臓は機械ではないので、血圧を測定するたびに値が異なります。ですので何度か計り平均値を目安にする事をお勧めしています。
血圧は朝起きる少し前から上昇し、日中活動時には更に上昇します。入浴や安静で低下して、寝てからも低下します。もちろん季節・食事・睡眠・排便や排尿・会話・仕事・ストレスなど自律神経が常に血圧を変化させ体調を維持しています。
このため血圧を測る時間が異なると数字が違ってくるわけです。入浴後のゆっくりしている時は、一般的には1日の中で最も低い血圧になり易いです。
高血圧の治療法は単純に数字を下げることではありません。数字のつじつまを合わせるわけでもありません。
高血圧の治療目的は将来の発生リスクが高くなる脳梗塞、脳出血や心血管の病気、虚血性心疾患を未然に防ぐことです。
将来病気にならない様に今から予防していきましょう。
高血圧???
高血圧とは「血圧が規定値より高い状態が長く続く」
この「長く続く」と言う所が高血圧か否かの判断の目安になります
運動・精神状態などで値が変動するため、例えば1回目が収縮期血圧160/拡張期血圧90mmHgであっても、直後の2回目には130/80mmHgになっていることがあります。
計測ごとに一喜一憂しないようにしたいものです。
正しい計り方は以前に投稿したのでカテゴリーを開いて見て下さいね
家庭内で血圧を正しく測る為のコツ
家庭内で血圧を正しく測るのにはコツが必要です。
毎日の習慣にするためにも正しい測り方を覚えましょう。
自宅で使用する血圧計には、手首型と上腕型がありますがより正確なのは上腕型(腕帯を巻くタイプ)です。腕帯は、薄手のシャツの上から巻いてもかまいません。
測定するときは、体が安定するよう、なるべく背もたれのある椅子に脚を組まずに座ります、いつも同じ時間、同じ椅子、同じ場所が望ましいです。
必ず1~2分間呼吸を整えてから、測定を始めます。測定中は会話をしないようにしましょう(話すと高めに出ます)
朝(起床して1時間以内、排尿後、朝食前、服薬前)と夜(就寝前)の1日に2回測るのが良いとされています。
更に朝と夜、それぞれ2回づつ測って平均値を出してそれを記録します。これを継続するようにしましょう。
早朝高血圧とは
「早朝に血圧が上昇」する高血圧のことを言います。
朝に血圧が高い兆候が見られると色々な病気の可能性が考えられます。
特に急性心筋梗塞、狭心症、心臓突然死、脳梗塞・脳出血などは日内変動がありその変動によって午前6時から正午にかけて発症することが多数、報告されています。
最近の報告では、起床後の3時間以内に心臓病・脳血管障害が多く起こることも明らかになっております。
更に早朝高血圧の場合では無症候性脳梗塞や心臓の左室肥大が多い事、腎障害が進行している場合がある事なども報告されています。
早朝高血圧が病気による因果関係も徐々に明らかになって来ています。
携帯型の自動血圧計も普及してますので定期的に計りたいものです。
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