2015年02月20日

認知症自己チェック表, アルツハイマー病の症状の経過

セルフチェックリスト

 

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2015年02月18日

認知症に対する運動療法 【心肺機能への効果、精神活動への効果】

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認知症に対する運動療法は 高齢者に対して行う運動療法と同様に様々な形でアプローチして活動量を増やしていきましょう。身体面への有効性とともに、精神面への効用が期待出来ます。

ですが、認知症に対する運動療法は 高齢者に対して行う運動療法とは少し異なります、手順をシンプルにしたり、分かり易い動きにしたりと工夫とコツが必要です。

何故なら障害された大脳皮質の部分や疾患の進行度合いにより、個々の能力の程度が異なるために、画一的な治療プログラムでは効果が出にくいようです。認知症患者様は継続して行う意欲が低下しやすいです

認知症高齢者の場合、特に安静にしていたり、刺激の乏しい家の中に閉じこもる生活になりやすく、更にものを考えたり判断する精神機能が衰え易く、活動意欲が低下し、進行すると認知症状の増悪をまねく可能性があります。

また運動をしないと、筋肉が萎縮し、歩く能力が低下したり、心臓や肺の機能が低下し、立ったり歩いたりする時に疲れやすかったり、息切れなどがでることがあります。更に悪循環です。

介護の観点からも起居移動動作能力や四肢の関節可動域が保たれていることは、介護者の負担の軽減にもつながります、介護される認知症高齢者にとっても身体的、心理的負担も少なくてすみます。

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2015年02月04日

アルツハイマー 予防法あれこれ3 効きそう!、効果あり!

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認知症の患者さんは肉好きが多い傾向がある、魚と緑色野菜が苦手。

魚の油に含まれるDHAには認知症を予防する効果あり。週に1回は魚介類を食べている方ではアルツハイマー病にかかる率が30%低かった。

冬野菜の根や葉に含まれるαリノレイン酸は体内でDHAに変化し効果を発揮します。季節野菜を摂取しましょう。

ウコンをよく食すインドではアルツハイマー病の患者数はアメリカの1/4との報告あり。ウコン(ターメリック)の成分であるクルクミンがアルツハイマー病を予防します、ウコンは肝臓にも良い働きをします。

定期的な運動は認知症の発症を遅らせる。適度な運動により認知症のリスクが40%低下する。中年期に週に2回以上運動を行った者の認知症発症率は50%低く、アルツハイマー病発症率は60%低かった。

毎日0,5キロ以下しか歩かない群では、毎日、3キロ以上ウオーキングする群と較べると認知症発症する率は2倍程高かった。

アルツハイマー病は、正常者にくらべ無症候性脳梗塞にかかっている頻度が2倍であることが分かった

頭部への繰り返しの衝撃は注意。若いころにボクサーや格闘家だった人は認知症になり易くボクサー脳症(パンチドランカー)としてよく知られている。

歯が無いと食欲減退、味覚の低下、栄養バランス悪化につながります。歯が半分以上ない人にアルツハイマー病が多いです、噛むことは脳への血流増加にもつながります。

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2015年01月22日

認知症に対する療法その2 【コラージュ療法、塗り絵療法、その他】

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塗り絵療法、小さいころ行っていた塗り絵の大人版です。見本があるのでその通りに塗ることで誰でも絵を描く楽しみを実感出来ます。集中力や色の判別、手先の器用さ、等色々な部分の脳領域を使うので、精神が落ち着き、加害行動が減ったという報告も有ります。

コラージュ療法  コラージュとは「貼り絵」のことで、既存の写真の切り抜きやキャッチコピーを、画用紙に自由に貼るという点で塗り絵療法との違いが有ります。張るだけですので障害のある人にとっても負担の少ない方法です。コラージュ療法は、抽象的思考力が障害されて、白い紙に自由に絵を描くことが困難となって来た認知症患者にも有効です。。

陶芸療法 陶芸療法は、自由に土いじりをすることで情緒の落ち着きを図る療法です。次第に形を作り、ロクロ形成、手捻り、釉薬(ゆうやく:うわぐすり)掛けなどを行う過程で他者とのコミュニケーションを図りながら、情緒の安定、問題行動の減少をはかる療法です。

園芸療法 花や野菜を育てて、それを栽培することで、精神の安定を得る治療法です。  土や草花などに触れることで、精神が安定し、花や野菜を育てる過程で、本人に責任感や満足感が得られ、植物が成長する喜びを分かち合うことで、周囲の人とのコミュニケーションや会話が促されます。

化粧セラピー 女性はきれいになることで、意欲がわき、生活に張りが出てきます。他者とのコミュニケーション能力の向上が期待できます。ほお紅と口紅を塗るだけでも違います。自信や安らぎなどを得る治療法です。 リラックスしてもらうために顔を蒸しタオルで蒸した後に、ゆっくり時間をかけてマッサージをしたりもします。

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2015年01月22日

アルツハイマー 予防法あれこれその2 

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飲料水中のアルミニウム濃度が高い、あるいはアルミニウム濃度の高い川の流域では、神経の病気が多いとの報告あります。

以前、腎不全で透析を受けていた患者さんに痴呆症が多発した時期が有りました。その原因は透析液に含まれるアルミニウムであったとの報告有り。

高コレステロール血症治療剤を飲んでいる人では、アルツハイマー病にかかる頻度が少ないそうです。

中年期に高血圧や高コレステロール血症があるとその後、アルツハイマー病にかかりやすい。動脈硬化を予防することがアルツハイマー病の予防につながる。

抗酸化物を含む食品の摂取が、アルツハイマー病の予防に有効。例えば、ビタミンEを飲んだアルツハイマー病の患者さんで病気の進行が押さえられた。日本茶(緑茶)に含まれるカテキンはアルツハイマー予防効果がある。

赤ワインに含まれるポリフェノール、アントシアニンがボケ予防に有効、ポリフェノールは積極的に摂取しましょう。

リューマチなどで抗炎症剤を飲んでいる人にアルツハイマー病が少ない。非ステロイド系消炎鎮痛剤を2年以上服用するとアルツハイマー病の発病率が最大80%減少するとの統計あり。

イチョウの葉エキスは活性酸素の発生をおさえ、認知症を改善する効果があると言われています。これはサプリで手軽に手に入ります。

エストロゲン(女性ホルモン)補充療法を受けている方ではアルツハイマー病を発症しにくい。

老化した脳の活性化、記憶力の回復に野菜や柑橘類に含まれる葉酸が有効。

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