2016年08月19日
家庭内で血圧を正しく測るのにはコツが必要です。
毎日の習慣にするためにも正しい測り方を覚えましょう。
自宅で使用する血圧計には、手首型と上腕型がありますがより正確なのは上腕型(腕帯を巻くタイプ)です。腕帯は、薄手のシャツの上から巻いてもかまいません。
測定するときは、体が安定するよう、なるべく背もたれのある椅子に脚を組まずに座ります、いつも同じ時間、同じ椅子、同じ場所が望ましいです。
必ず1~2分間呼吸を整えてから、測定を始めます。測定中は会話をしないようにしましょう(話すと高めに出ます)
朝(起床して1時間以内、排尿後、朝食前、服薬前)と夜(就寝前)の1日に2回測るのが良いとされています。
更に朝と夜、それぞれ2回づつ測って平均値を出してそれを記録します。これを継続するようにしましょう。
2016年08月19日
「早朝に血圧が上昇」する高血圧のことを言います。
朝に血圧が高い兆候が見られると色々な病気の可能性が考えられます。
特に急性心筋梗塞、狭心症、心臓突然死、脳梗塞・脳出血などは日内変動がありその変動によって午前6時から正午にかけて発症することが多数、報告されています。
最近の報告では、起床後の3時間以内に心臓病・脳血管障害が多く起こることも明らかになっております。
更に早朝高血圧の場合では無症候性脳梗塞や心臓の左室肥大が多い事、腎障害が進行している場合がある事なども報告されています。
早朝高血圧が病気による因果関係も徐々に明らかになって来ています。
携帯型の自動血圧計も普及してますので定期的に計りたいものです。
2016年08月02日
高血圧の自覚症状は不定愁訴として現れることが多く症状だけで決めたり、逆に思い込みにならないようにしたいものです。
高血圧の症状
- 頭痛(後頭部から肩にかけての痛み)
- 肩こり
- めまい
- 耳鳴り
- 手足のしびれ
- 吐き気
- 動悸
高血圧は万病の元です定期的に血圧を計りましょう。
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2016年07月26日
高血圧の診断基準は一般的に
医療機関の診察室で測る診察室血圧では、
「収縮期血圧(上の血圧)140㎜Hg以上、または、拡張期血圧(下の血圧)90mmHg以上」
を目安にしています。「白衣高血圧」で一時的に高く計測されることもありますので最近では家庭での計測を重要視する傾向に有ります。
家庭で測る家庭血圧では、
「上が135mmHg以上、または、下が85mmHg以上」、とされています。
家庭血圧は診察時には正常値なのに家庭では血圧が高い「仮面高血圧(隠れ高血圧)」を発見することに役立ちます。
2016年06月25日
高齢者のうつ病症状の特徴
高齢者のうつ病の症状はご本人が 心の病気としての認識で訴えることより、体の不調で違和感を訴える傾向にあります。
体の不調で言えば
- 不眠、倦怠感、食欲不振、脱力感、めまい、ふらつき、頭が重い、肩こり、腰痛、便秘、
- 易疲労感、胃部不快感、腹部圧迫感、頻尿、口内異常感覚、悪心
- 漠然とした不安を感じる、生きがいや物事に対する興味がなくなる。
- 「みんなが自分の悪口を言っている」というような被害妄想にとらわれる。
- 不安感やいらいら感が強くて、片時もじっとしていられなくなり、家の中を徘徊することがある。 また、「ものが覚えられなくなった」、「日付や曜日が分からない」などの記憶障害
一見、認知症と思われる症状だったり、本当に体調不良だったりと判断は難しい場合があります、専門の医療機関で診断すると、うつ病が原因であったということもあります。
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