2014年09月27日
パーキンソンその8、障害者手帳申請
障害者手帳申請について
徐々に体が不自由になってくるパーキンソン病の患者様には、障害者手帳の申請をお薦めしています。
障害者手帳の申請は保険課で手続きをします(地域によって様々です)。申請後、認定の為に担当者が自宅を訪問しパーキンソン病患者様の症状や状態を見て、等級を決めて認定することになると思われます。
介護保険の支出が増加傾向ということも有り、今後も認定の等級は厳しくなる傾向に有るようです。
パーキンソン病は進行性の病気です、発症すると完治する事は難しく、ゆっくりとですが病気が進行していきます。 パーキンソン病は脳のドーパミン不足による病気ですが、困るのは震えや手足が動かしにくくなるような動作障害によるADLの低下です。
障害者手帳を取得するのに、抵抗があるという方も居られるかと思いますが、パーキンソン病は一生付き合っていかなければならない病気です。 しかも、ゆっくりですが確実に病気は進行して行きます。
病気が進行するにつれて、体の自由が効かなくなり、身体介護や生活介護が必要な状態になっていきます。 通院に掛るお金や、パーキンソン病の薬代など毎月かなりの自己負担がかかる場合も有ります。
その為にも医療費や交通費、その他の負担を考えると障害者手帳を申請するメリットはたくさんあると思います。 障害者と認定されると、医療費や交通費の負担が少なくなります。