2016年08月19日
血圧は、1日で計るとかなりの動きが有ります
血圧は、自律神経の働きにより瞬間に変化し1日で計るとかなりの動きがあります。当たり前かもしれませんが、心臓は機械ではないので、血圧を測定するたびに値が異なります。ですので何度か計り平均値を目安にする事をお勧めしています。
血圧は朝起きる少し前から上昇し、日中活動時には更に上昇します。入浴や安静で低下して、寝てからも低下します。もちろん季節・食事・睡眠・排便や排尿・会話・仕事・ストレスなど自律神経が常に血圧を変化させ体調を維持しています。
このため血圧を測る時間が異なると数字が違ってくるわけです。入浴後のゆっくりしている時は、一般的には1日の中で最も低い血圧になり易いです。
高血圧の治療法は単純に数字を下げることではありません。数字のつじつまを合わせるわけでもありません。
高血圧の治療目的は将来の発生リスクが高くなる脳梗塞、脳出血や心血管の病気、虚血性心疾患を未然に防ぐことです。
将来病気にならない様に今から予防していきましょう。