2015年06月19日

リウマチの経過は大きく分けて4通りです。

 

リウマチの経過は大きく4通りに分かれ、治療によって”寛解“(症状が消え、血液検査などの値も良くなった状態)に至る例も多いです。

1. リウマチの経過

進行形、投薬治療では改善が見られずどんどん悪化してしまうタイプ

多周期増悪型、治療が完全には効かず長い時間をかけて悪くなったり良くなったりを繰り返し悪化してしまうタイプ

多周期寛解型、悪くなったり良くなったりを繰り返しながらも最終的には症状も軽減していくタイプ

単周期型、一旦リウマチが発症しても治療していくに連れて良くなっていくタイプ

実際の経過は人それぞれで発症年齢、期間等様々です、多くの場合、リウマチはゆっくりと進行し、症状が急激にひどくなることは無いようです。
リウマチの初期には、熱っぽい、からだがだるい、食欲がないなどの症状が続いたり、朝方に手指の関節周囲にこわばりを感じます。
その後、左右対称に関節の腫れや痛みが起こりますが、これは指などの小さな関節から、やがて全身の関節へと拡がっていきます。

2. 関節破壊も抑制し半数近くが”寛解“へ、

リウマチの治療の向上により、進行型タイプの患者さんは徐々に少なくなっています。
以前は寛解までに至る患者さんはごく一部でしたが、最近は症状が出たら早めに受診する患者さんも増え、早期からの投薬治療やリハビリや運動への意識が認識されるようになったお陰で、多くの患者様が日常生活を維持されており、半数近くの患者様は寛解しているようです。

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カテゴリー:リウマチ
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