2015年05月22日

全身に起こる症状、関節に起こる症状、リウマチ

 全身に起こる症状

リウマチには活動期、活発に悪さをする時期とそうでない時期があります。
活動期には、からだのあちこちに症状が出やすくなります。貧血、微熱、体重減少、リンパ節の腫れなどのほか、息切れ、だるさ、目や口が乾いたり、疲れを感じることもあります。活動期がいつ起こるかの原因は不明な所が多いです。

 関節に起こる症状

 朝のこわばり、(固く動かしにくい感じの事です)
リウマチに特徴的な症状です。からだや関節周囲のこわばり(固く動かしにくい感じの事)が、特に朝に強く現れます。悪化していくとその時間が長く続きます。

 関節炎
関節は熱っぽくなって腫れますが、赤く腫れることはまれで、動かすと痛みが強くなります。こうした関節炎は、手首や手の指の付け根、第二関節、足の指の付け根などの小さな関節のほか、足首、肩、ひじ、ひざ、股関節などの関節に起こることもあります。左右対称に起こったり、あちこちに移動するのが特徴です。

 関節水腫(かんせつすいしゅ)
関節が炎症を起こすと、関節の中にある液が大量にたまることがあります、この状態を関節水腫とよびます。これがひざ関節に起こると、ひざのお皿の周りが腫れたり、ひざの裏側が袋状にふくらみます。

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2015年05月09日

関節リウマチについて、自己免疫疾患、リウマチ関連の症状とはその1

関節リウマチ
リウマチは患者数が多く、罹患者が100万人ともいわれています。関節リウマチ(以下「リウマチ」)は、免疫の異常により、主に手足の関節が腫れたり痛んだりする病気です。進行すると、骨や軟骨が壊れて関節が動かせなくなり、日常生活が大きく制限されます。また、炎症は関節だけでなく、目や肺などの全身に拡がることもあります。 リウマチの初期は、熱っぽい、からだがだるい、食欲がないなどの症状から始まることが多いです。朝方に関節の周囲のこわばりを訴える方が多いです。その後、少しずつ手指関節から腫れ始め、やがて手首やひじ、肩、足首やひざ、股関節など全身の関節に拡がっていきます。

皮下結節、リウマチ結節
骨が出っ張っていて外圧がかかりやすい場所の皮膚の下にできる硬いしこりです、大きさは様々ですが1センチほどの大きさで痛みはない事が多いです。肘に一番多く出来ます。皮下結節はリウマチ結節とも呼ばれていています、関節リウマチに特徴的なものなので、他の似た病気と見分ける際の目安になったりします。

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2015年05月09日

リウマチ関連の症状、自己免疫疾患、その2

血管の炎症
血管の炎症も、免疫の異常によって起きると考えられます。 炎症のある血管は血液が行き渡りづらいために臓器に栄養や酸素が十分に供給できなくなってしまいます、その為、皮膚や腸に潰瘍ができたり、神経にしびれ、痛みなどの障害も出ます。血管の炎症はあちこちの臓器に病気起こし治療も難しくなってしまうので注意が必要です。

眼の症状
目の膜である強膜の部分に炎症が起こり、角膜が充血し、進行すると、眼の痛みや視力障害も起こります。また、シェーグレン症候群を合併すると、眼が乾いてゴロゴロすることもあります。

肺の症状
前述の血管の炎症が背景にあると考えられていますが、胸膜炎や間質性肺炎を起こすことがあります。これらは、胸膜炎では肺に水がたまり、発熱、胸痛、咳が起こります。

貧血、鉄不応性貧血
鉄剤など、よくある 貧血の治療薬を投与しても改善してこない貧血の事です。リウマチの症状に伴って貧血も良くなったり悪かったりします。

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2015年05月07日

リウマチ熱って?

「リウマチ熱」という病気があります、同じリウマチという単語が使われていても関節リウマチとは関係ありません。これはレンサ球菌という細菌の感染によって起こる病気です。

リウマチ熱は体の器官、とりわけ関節と心臓に起きる炎症で、レンサ球菌による、のどの感染症に合併して起こります。

  • リウマチ熱は、レンサ球菌ののどへの感染に対する炎症反応です。
  • 関節痛、発熱、胸痛や動悸(どうき)、けいれんのような不随意運動、発疹、皮下のこぶ(小結節)などが組み合わさって発現することがあります。
  • 診断は、症状に基づいて行います。
  • リウマチ熱を予防するためには、レンサ球菌によるのどの感染症が起きたら必ず、抗生物質で迅速かつ完全に治療することが最善の方法です。
  • 痛みを和らげるためにアスピリンを与え、抗生物質を投与して感染を抑えます。

 

リウマチ熱はレンサ球菌咽頭感染症に続いて起こりますが、感染症ではありません。むしろ感染に対する炎症反応です。体の器官で炎症の影響を受けることが一番多いのは、関節、心臓、皮膚、そして神経系です。リウマチ熱にかかった患者の大半は回復しますが、少数の患者は心臓に永久的な損傷を受ける事が有るので注意が必要です。

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