2015年02月20日
うつ病診断基準 アメリカ精神医学会のDSM-Ⅳ診断基準
うつ病判断の指標として広く使われているものです。
アメリカ精神医学会のDSM-Ⅳ診断基準
1・その人自身の訴え、又は、家族などの他者の観察によってしめされる。ほぼ1日中の抑うつの気分
2・ほとんど1日中、又は、ほとんど毎日のすべてにおいて、あらゆる活動への興味、喜びの著しい減退
3・食事療法をしていないのに、著しい体重減少、あるいは体重増加、または毎日の食欲の減退 または増加
4・ほとんど毎日の不眠または睡眠過多
5・ほとんど毎日の精神運動性の焦燥または制止
6・ほとんど毎日の易疲労性、または気力の減退
7・ほとんど毎日の無価値感、または過剰であるか不適切な罪責感
8・思考力や集中力の減退、または決断困難がほぼ毎日認められる
9・死についての反復思考、特別な計画はないが反復的な自殺願望、自殺企図または自殺するため のはっきりとした計画
安易に自己診断で思い込まないようにしたいものです、ですが、2週間以上続く症状が複数あり、気分の落ち込みや興味がわかないという状態が一日中続いて日常生活に支障をきたすようであれば、早めの受診をこころがけることが重要です。患者さんのみならず周囲の方も注意を払うよう心がけ、気付いた場合には受診を勧めることも大切です。
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