2015年03月26日

認知症、アルツハイマー病の基本的な運動療法

運動療法の適応

運動療法の適応としては、認知症の初期もしくは早期における身体活動を促すことにより、興奮などの問題行動を軽減させるために導入される場合と、認知症が進行し、すでに寝たきり状態にある人の日常生活動作能力を向上させる場合が考えられます。

運動療法の種類
(1)関節可動域訓練
徒手(としゅ:素手)にて関節をゆっくり動かし可動域広げていく運動を行います。
(2)筋力増強訓練
筋力を増強するためには、筋肉に負荷をかける抵抗運動です。
(3)持久力増強訓練
全身持久力訓練としては、大きな筋群を用いたリズミカルな運動、歩行、などが有ります。
(4)基本動作訓練
寝返り、起きあがり、ベッド上の移動、坐位、椅子からの立ち上がりなどの起居動作訓練と車いすやトイレへの移乗動作、歩行と散歩などの移動動作訓練などが有ります。

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