2014年08月20日

パーキンソンの運動その4(機能訓練) 、患者様に対するケア 

 

パーキンソンの運動療法(機能訓練)

柔軟性を保つストレッチの続編その4です。

詳しく説明しますと筋の緊張には正常・亢進・低下の3つ状態があります。このうち、筋緊張の亢進には、脳卒中初期などに見られる筋緊張の亢進状態を「痙縮」言います。

パーキンソン病に見られる持続的な筋緊張は「固縮」と言われる状態です。その両者が混在する「痙固縮」などもあります。 「ドーパミン」が関係しているので一次症状の「固縮」の筋緊張を下げることは難しいことですが、二次的な筋緊張亢進を和らげて動きをスムーズにしていくことは可能です。

二次的な筋緊張亢進とは、精神的緊張による筋緊張亢進、異常姿勢による代償的な異常筋緊張、運動時の過剰緊張などが有ります。

また、筋緊張の亢進やその後の不活動により筋の短縮、萎縮が発生します。

筋の短縮は物理的に長さが短くなることなので、リラックスした状態でストレッチを行ない物理的な力を加えて伸ばせば、筋肉は伸長していきます。

そもそも筋肉とは自ら縮む事は出来ても自らが伸びる動きば出来ません。

ですのでストレッチで筋肉を伸ばしてやることが必要になって来ます。

ストレッチとは筋肉が骨に付いている付着部(起始部)から反対側の付着している所(停止部)の距離を離していく動作の事です。

(運動とはこの逆の事で起始部と停止部を自力で近づけていく動作のことです、力こぶが出来ます)

このことからもストレッチはご自身で行う事もできますが専門家に手伝ってもらったほうが効果的です。各筋肉の起始部、停止部を知っている方です。

もっと詳しいことはカテゴリー内のパーキンソン病をクリックして下さいね。

 

 

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