2016年04月19日

【熊本地震】避難所での運動(不活発病予防)

東日本大震災の時もそうでしたが被災地での避難生活は、普段のリズムある日常の生活ができなくなり身体機能が落ちて要介護になるケースが多く見られます。避難所生活では軽度認知症の方はストレスにより容易に症状が悪化したりします。

高齢者や認知症の方が、生活不活発病にならないよう周囲のサポートを活用して頂きたいと思います。

避難生活は、じっとしている、座りきり・寝たきりの状態が長くなります。このような状況は、エコノミークラス症
候群(血液が凝固し血管を詰まらせてしまう深部静脈血栓症)や、体力の低下や筋力の低下に伴う自立性の低下につながり、新たな病気の発生の原因にもなりやすいです。
これらを予防するためにも出来る範囲で体を動かしていきましょう。

仰向けに寝た状態で足首の曲げ伸ばしを行う、ゆっくりと左右5 回ずつ
膝の抱え込んで、おしりや太股の裏を伸ばす。ゆっくり10 秒間を左右3 回ずつ
背伸びをする、ゆっくり5 秒くらい伸ばし、脱力。3 回繰り返す

座った状態で首、手首を回す:時計回りと反時計回りを交互に3 回ずつ

毛布や布団をたたんだり、身の回りを整理・整頓する
歩ける範囲で散歩する
ゆっくり深呼吸するできれば外で、

マッサージをする「“ふくらはぎ”や“ふともも”を揉むと」、
「弾性ソックスを履く」なども有効と思われます。

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