パーキンソンその8、障害者手帳申請
障害者手帳申請について
徐々に体が不自由になってくるパーキンソン病の患者様には、障害者手帳の申請をお薦めしています。
障害者手帳の申請は保険課で手続きをします(地域によって様々です)。申請後、認定の為に担当者が自宅を訪問しパーキンソン病患者様の症状や状態を見て、等級を決めて認定することになると思われます。
介護保険の支出が増加傾向ということも有り、今後も認定の等級は厳しくなる傾向に有るようです。
パーキンソン病は進行性の病気です、発症すると完治する事は難しく、ゆっくりとですが病気が進行していきます。 パーキンソン病は脳のドーパミン不足による病気ですが、困るのは震えや手足が動かしにくくなるような動作障害によるADLの低下です。
障害者手帳を取得するのに、抵抗があるという方も居られるかと思いますが、パーキンソン病は一生付き合っていかなければならない病気です。 しかも、ゆっくりですが確実に病気は進行して行きます。
病気が進行するにつれて、体の自由が効かなくなり、身体介護や生活介護が必要な状態になっていきます。 通院に掛るお金や、パーキンソン病の薬代など毎月かなりの自己負担がかかる場合も有ります。
その為にも医療費や交通費、その他の負担を考えると障害者手帳を申請するメリットはたくさんあると思います。 障害者と認定されると、医療費や交通費の負担が少なくなります。
パーキンソンその7。色々な療法
その他のパーキンソンの療法です。
1.音楽療法は、音楽のリズムにあわせて体を動かすことで脳に一定のリズムを与え、体を動きやすくすることなどを目的としています。また、音楽にあわせて歌ったり演奏したりすることで、精神的にもリフレッシュすることができます。
2.呼吸訓練は、パーキンソン病のために前かがみになり、姿勢が悪くなると、呼吸機能が低下することがあります。 姿勢を正しくして呼吸機能を保つ訓練です。
3.言語療法は、小声で単調な話し方になったり、早口になってしまうときに行う訓練です。
4.嚥下(えんげ)訓練は、パーキンソン病が進行すると、食べ物が飲み込みにくくなることがあります。食べ物を飲み込みやすくするための訓練です。
パーキンソン病のリハビリの為に運動や体操をする場合、まずは主治医の指示を仰ぎましょう。
もっと詳しいことはカテゴリー内のパーキンソン病をクリックして下さいね。
・《 求人、指圧マッサージ師募集中です。 詳しくは福島ウェル(福島ウェルフェアサービス)のホームページをご覧下さい。 》 ・郡山で運動療法、関節拘縮予防、機能訓練、歩行訓練、リハビリマッサージを お探しの方は当社をご利用下さい。
パーキンソンその6、筋肉を解し柔軟性を維持するマッサージ
当社のパーキンソン病の治療を目的としたマッサージ治療は保険適用です。医師に同意書を発行してもらうことで、経済的負担(1割から3割)と軽くなるメリットが有ります。パーキンソンは継続的な治療を必要とします。
それと、パーキンソン病とは症状が似ているパーキンソン症候群も有ります。こちらも医師に同意書を発行してもらうことでマッサージ治療の保険適用 が可能と思われます。
・多系統萎縮症のパーキンソン型
・薬剤性パーキンソニズム
・脳血管性パーキンソニズム
・進行性核上性麻痺
・大脳皮質基底核変性症 ・特発性正常圧水頭症
・シャイドレーガー症候群
マッサージは筋肉を解し柔軟性を維持する様に施術することでパーキンソンの患者様のADL維持に貢献できます。
筑波技術大学から「パーキンソン病患者の各種症候に対する あん摩療法の有効性に関する研究」という論文が出ています
興味のある方は拝読してみてはいかがでしょうか。
パーキンソン病患者の生活には、ご家族のサポートが欠かせません。身近な人が病気となるとつい動揺してしまいますが、一番辛いのは患者自身。
あれこれ不安に思う気持ちもあるでしょうが、まずはパーキンソン病についての正しい知識を身につけ、適切なサポートをするよう心がけて行きましょう。
日常生活では、「できることは自分でしてもらう」のが基本。
パーキンソン病は症状が進むにつれて動作がゆっくりになるため、あれこれ手を出したくなりますがグッと我慢。
リハビリテーションと思って、ゆっくり見守る事も必要です。イライラしたり、不安を態度に出したりしないようにしましょう、体調不良をすべて病気のせいと思い込まない事も大事です。
症状が末期に近づくと寝たきり状態が長くなり、介護者の負担も増えていきます。これを一人で抱え込むのはとても辛いことですので、いろいろな支援体制を利用することをお勧めしています。
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パーキンソンの運動その5(機能訓練) ストレッチ編.患者様に対するケア
前回の続きです
このことからもストレッチはご自身で行う事もできますが専門家に手伝ってもらったほうが効果的です。各筋肉の起始部、停止部を知っている方です。
ですが
自分で行う場合も紹介しておきます。
1、床に仰向けで寝ながらバンザイする方法が効果的です、
つま先から手の先まで伸ばし猫背や背中の湾曲をストレッチしていきましょう。両手を挙げることで肩のストレッチにもなりますし胸郭も広がります。
2,仰向け寝ながら膝を曲げて両膝を左右に倒しましょう、腰から骨盤回りの筋肉のストレッチになります。左右のねじれも補正されます。
3,今度は膝を伸ばしたまま座ってもらい前屈して脚の裏筋をストレッチしましょう。股関節、膝の柔軟性が向上していきます。
痛みのない程度に毎日行ってみてください。
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パーキンソンの運動その4(機能訓練) 、患者様に対するケア
パーキンソンの運動療法(機能訓練)
柔軟性を保つストレッチの続編その4です。
詳しく説明しますと筋の緊張には正常・亢進・低下の3つ状態があります。このうち、筋緊張の亢進には、脳卒中初期などに見られる筋緊張の亢進状態を「痙縮」言います。
パーキンソン病に見られる持続的な筋緊張は「固縮」と言われる状態です。その両者が混在する「痙固縮」などもあります。 「ドーパミン」が関係しているので一次症状の「固縮」の筋緊張を下げることは難しいことですが、二次的な筋緊張亢進を和らげて動きをスムーズにしていくことは可能です。
二次的な筋緊張亢進とは、精神的緊張による筋緊張亢進、異常姿勢による代償的な異常筋緊張、運動時の過剰緊張などが有ります。
また、筋緊張の亢進やその後の不活動により筋の短縮、萎縮が発生します。
筋の短縮は物理的に長さが短くなることなので、リラックスした状態でストレッチを行ない物理的な力を加えて伸ばせば、筋肉は伸長していきます。
そもそも筋肉とは自ら縮む事は出来ても自らが伸びる動きば出来ません。
ですのでストレッチで筋肉を伸ばしてやることが必要になって来ます。
ストレッチとは筋肉が骨に付いている付着部(起始部)から反対側の付着している所(停止部)の距離を離していく動作の事です。
(運動とはこの逆の事で起始部と停止部を自力で近づけていく動作のことです、力こぶが出来ます)
このことからもストレッチはご自身で行う事もできますが専門家に手伝ってもらったほうが効果的です。各筋肉の起始部、停止部を知っている方です。
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